道具としての会計入門 これならわかる会計監査

道具としての会計入門 これならわかる会計監査の詳細

経営者、経理・財務担当者の知っておきたい監査の基本がわかる。監査は担当者以外には縁遠いものであり、理解している人は非常に少ない。基本を押さえたうえで、ここまでわかりやすく解説している会計監査の本はないと思うので、理解したい人であれば本書をおすすめ。1トピック２ページとなっており、図が付いているのでビジュアル的に理解でき読みやすい。特に、財務諸表項目レベルにおけるアサーションから監査リスクを合理的に低い水準にするためのリスクアプローチの横グラフを使った図は非常にわかりやすくイメージしやすい。また、各章の終わりのコラムも一休みの感覚で楽しく読めるのでいい。会計監査における基本理論のみならず、実際に行われる監査の流れが体系的、網羅的にまとめられているので、実務担当者のみならず、公認会計士試験受験者にとっても学習の一助として大いに活用できると思う。